信用できる証券会社
いまのところ個人投資家の間ではまださほど重要視されていないのですが、機関投資家たちはかなり尊重するようになっているため、われわれ個人投資家も無視しないようにします。
数値自体は『会社四季報」に載っていますので、それを参考にします。
この数値の場合も重要なのは、前期に対して今期の数値が増えるかどうかです。
極洋の場合次のようになっています。
前期はマイナスだったのに対し、今期はプラスになるのですから評価できます。
でも水準としてどうなのか。
お世辞にも高いとはいえませんが、トヨタ自動車のROEが前期6.6%、今期7.8%であることから考えるとそんなに悪い方ではありません。
ちなみに日産自動車は前期3.3%、今期5.2%の予定であり、前期は極洋の今期予想水準と同じだったことになります。
ではSはどうでしょう。
前期2.9%今期4.8%前期3.5%今期3.8%ロ日本企業のROEは低くないこれではROEで見る限りとても有望とはいえませんが、日本を代表する大手家電で超優良企業にしてはあまり高くないのではないでしょうか。
それでも株価はどんどん上がりましたので、ROEの水準は株価にあまり関係がないことが分かります。
水準よりも大事なのは、上昇するかどうかなのです。
Sの場合は水準は低いものの、上昇することが評価されていることになります。
ついでに松下電器も紹介しておきますと、これまた意外な低さです。
あることに変わりはありません。
トヨタにしる松下にしろ、いや、SもROE理論からはあまり評価できないことになりますが、だからといってROEが役に立たないわけではありません。
これが経営上極めて大事な指標であることは、前述した通りです。
米国での株式投資ではPER(株価収益率)に次いで重視される指標であることも確かです。
ところが日本ではいま重要視されはじめたところです。
そのため株価もただしくそれに反応しているとはいえないのが実状です。
その最大要因は、日本では、「日本企業はROEが低すぎる」という専門家たちの声が一人歩きしてしまうようになったところにあります。
米国にはROEが17%、17%、さらにその上をいく企業がいくらでもあるのに、日本企業は5%とか、17%とか低いというわけです。
これは日本企業が資産を生かし切れていないからだということになっています。
でもこのような見方は大きな間違いです。
日本企業のROEをいきなり米国のそれと比べてしまうのはあまりにも乱暴です。
証券会社の適正化を図ります。証券会社探しにうってつけのサイトです。